制作日記 リュリュのお迎えドレス Ⅱ - ドレス製作日記
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制作日記 リュリュのお迎えドレス Ⅱ

  31, 2016 18:50
我が家に来てくれることになったリュリュ(F-66、SDGr)のためにお迎えドレスを縫った記録の続き。
ここから長くなりますが、お裁縫に興味のある方に楽しんで頂けましたら…。
この製作日記は、ミシンは使えるけど、算数が全くダメな野性味あふれるサルタイプの私の格闘記録でもあります。

今回のリュリュのドレスは、薄い水色に少しばかり紫が入ったような生地です。
まあ、いつものシャンタンなのですが、水色ってヘタに飾り立てると安っぽくなる上に、私の愛する「18世紀へようこそ~」の世界感をぶち壊し、ただの「お遊戯会のドレス」になってしまうという、難しい色だと思います。

いかにチュールレースで上品に飾るかを考え、円を利用することに。
…円形のパーツを切り出すときに、フリーハンドで頑張ってダメだったサル。
コンパスという文明の道具が裁縫箱にあるにもかかわらず、お皿とかで必死に調整した間抜けなサル。
…しかし最終的にはコンパスを使いました(;'∀')。コンパスありがとう!
張りを持たせるために縫い代以外に超薄手の接着芯を貼ります。←この接着芯をおしんだり、接着芯を貼る作業を怠るととても残念な結果になります。なぜかは後々わかりますよ~。

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上記の写真の半円形のパーツに縫い付けるのは、この刺繍の美しいチュールレース。
水色とオフ白を重ねて使います。スカート部分で、各色おそらく3m位使います。
そう、装飾が重いのです。
単調にならないように、オフ白のレースはスカラップの模様が違うものを使いました。

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そしてギャザーを寄せて縫い付けます。
半円全部に縫い付けるわけではなく、重なる部分を考慮します。こういうとき、サルなので、算数難しいなって感じますね(笑)

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半円形の装飾ができたら、オーバースカートに縫い付けます。
何より注意すべきは⑤の部分。
私は布地が伸びるのが嫌なので、スカート部分のウエストに該当する部分は、作業時までカットしないで残しておきます。
なので、カットした時の縫い代などをしっかり把握していないと、レースを巻き込んで失敗します。
…正直、縫い代が思ったよりも少なく(※いつもは1.5㎝残すのですが)超焦りました(※1㎝でとりました)
オーバースカートの装飾はひとまずここまでで。

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身頃を縫っていきます。Gr少女なので、結構胸はあるし、ウエストが細いメリハリボディ。
身体にフィットさせるために、ダーツが多く入りますね。

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ダーツを縫う時のコツ、知ってますか?
ダーツの先の縫い終わりの糸始末で、かなり変わってきます。
先のとがっている部分⑥、ここの縫い終わりは返し縫をしないで玉留めにします。

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袖につけるレースの下準備をします。
アナログ式の私は、こんなふうに補助縫いを2箇所します。一本補助縫いだと糸を寄せた時にどうしてもずれるので、私は7mm間隔で2本補助用に縫います。コンピューターミシンの縫目は4mmに設定して荒く縫います。

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袖のパーツをちょっとアレンジ。
ドレスの装飾もバランスよくしなくては、残念なお遊戯会ドレスになってしまいます。
水色の難しさよ…。これがホワイト一色ならあまり悩まないのですけども…。

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身頃に袖を縫いつけます。
失敗した時は、やり直し。まあいっか…とすると後で後悔します。
脇ぐりを細めにしたので縫いにくく、2回ほどやり直しました。しつけは必須です。
私のように縫い代1㎝以上の人は、やりにくいだろうな~と思います。普通のブラウスは縫い代7mmなのですが、袖が重いので補強を考えて1㎝で取ったら縫いにくいのなんのって。

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袖から脇まで縫います。
縫ったらきちんと脇の下2箇所の縫い代に切り込みを入れて、アイロンで縫い代を割っておきます。

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身頃とスカート部分を縫い合わせます。
オーバースカートの装飾部分をバイアステープで包んで、オーバースカートは表身頃と合わせます。装飾のレースを巻き込まないように注意します。
そして、裏地はアンダースカートと合わせます。
そうするとこんな感じ。因みに、この写真を撮ったとき。バイアステープの後始末は、布部分で止めるか、レースまで巻くかで悩んでいたので、途中までしか包んでぬってなかったり(;'∀')

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後ろはコンシールファスナーを付けます。裏地はファスナーに合わせてかがります。
裏地についている、ボーン遠しのバイアステープの始末など、裏地に関する部分をすべてここで処理します。
因みに、ファスナー式にしているのは、そのほうが後姿が綺麗だから(…といいいつつ、スナップ付けが大嫌いだからです)

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オーバースカートに飾りのフリルを縫いつけます⑦。
タカがフリル、されどフリル。小さめのフリルが上品で、アンダースカートのフリルやチュールレースの装飾を引き立ててくれる気がします。

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胸元に装飾を縫いつけます。
直接縫い付けると結構凸凹してしまうし、思うようになりません。
装飾用に、こういうふうな飾りを常に作っています。(だいたいが病院の待ち時間に作ってます)
土台のケミカルレースにフエルトを挟んで立体感を出しています。
高級感が出るので、お気に入りです。時間はかかりますが、地味に一つ一つ手で縫うのが好きなのです。

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ドレスの胸元に、土台のケミカルレース部分のみ、まつりり縫いで縫い付けます。
ふわっとした感じに仕上げます。
他の前身頃の部分も、装飾の色に合わせて少しかざります。

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余った布やレースで「なんちゃってバッスル」を作ります。
スナップで腰部分に着けるだけの簡単バッスルです。レースの分量などを考えて、盛り上がるように仕上げてあげればOK。
ふんわり感が重要です。

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なんちゃってバッスルと腰にスナップを付けます。
こんな感じの仕上がりです。
付ける部分は腰と言うよりお尻の上って感じにするとソレっぽくなりますよ(*´ω`*)

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前身の装飾部分の補助の糸などを抜いて、バイアステープの処理をしたら完成です(*´ω`*)

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型紙作りから約ひと月、このドレスに時間をつぎ込みました。
思っていたよりもゴージャスな作品になったと思います。保管場所には困りますが、ホワイト系のウィッグとの相性が抜群で、お気に入りのドレスになりました。

私の中で、リュリュは可愛いけど、ワンオフの時の、赤~ピンク系のドレス可よりも、ブルー系のドレスが似合うと思っていたのです。なので、上品なくすんだブルーのドレスを着せたいと、ガラス越しに見た時から思っていたから。
こうやって、一人一人に思いを馳せてドレスを縫うのが大好きなのです。

次はどの子の衣装を縫ってあげようか?と考えるのも楽しくて、この趣味の奥深さにまた納得してしまうのでした(*^-^*)

因みに、ドレスを着た姿はコチラ


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