【オーダー】ミュージカル版ファ○トム衣装② ジャケット - スポンサー広告ドレス製作日記
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【オーダー】ミュージカル版ファ○トム衣装② ジャケット

  19, 2016 19:26
今回のオーダーはファン○ムの衣装です。
いよいよ難関のジャケットの制作に入ります。

宝○歌劇団で上演された衣装をベースにしています。
ただ、タカラジェ○ヌさんはやっぱり女性。
女性が着て美しいラインと、男性が着て美しいラインは全然違うということに気がつきます。

参考資料はフロックコートのような、ストンとしたラインです。
スタイルの良い女性が着ていると、足の細さ等が際立って、ましてやその姿で歌って踊っていれば、裾はひるがえり動きが出てシルエットがより良く見えます。
しかし、私がこれを男性体型にすると…SD17サイズでも短足に見えるのです。

ジャケットの丈を膝でとってみてもやはり短足気味に…タ○ラジェンヌのような美しさが出ません。
私は素人。パタンナーではないので、どうすればいいのか…悩むもののよく分からず。
私に出来ることは、多少モタっとするけどリアルな再現を選ぶか、アレンジを入れて絞りを入れるか悩みました。
結果として、絞りを入れて見た目重視にすることにしました。

裏地に身返しをつけます。この身返し、意外と重要なのです。
写真を撮って、前身頃の縁に裏地が見えたりすると残念感が半端ないです。
なので、私は身返しは絶対につけます。

seisakufuukei-34-17.jpg

後身頃を縫い合わせます。後ろ身頃はベンツが入ります。
ベンツの処理をします。
この画像を見ると、ウエストを相当絞って、裾を少し広げたラインなのがわかると思います。

seisakufuukei-34-18.jpg

前身頃は少しウエスト部分にダーツをとります。
そして矢印の部分、約1mmをつまむように縫っておきます。
こうすることで布に張りを出すことができます。きちんとアイロンで倒します。
前身頃と後身頃の肩を合わせます。そして縫い代をアイロンで割ります。

seisakufuukei-34-19.jpg

袖を付ける前にカフスの準備をします。
この作業、実は結構時間がかかります。
レースは直線以外は全て、透明の糸で手でまつり縫いをします。この糸がまた使いにくくて…。細いテグスのような糸なので、玉を作るのが本当に面倒。小さな玉結びだと、生地をすり抜けてしまうし、多く玉を作ると、ゴロゴロしてしまうのです。
このとき、同時に、襟、ポケットのパーツも作ってしまいます。

seisakufuukei-34-20.jpg

カフスができたら、袖のパーツと合わせます。
出来上がった場合の折り返し等を考えて、ステッチをかけます。
バイアスで取っている布が伸びないように、気をつけて進めます。

seisakufuukei-34-21.jpg

身頃に袖を付ける下準備をします。
袖山に、粗めのに補助縫いをかけておきます。あとから抜き取るので、わかりやすい色の糸で縫うと作業がしやすいです。

seisakufuukei-34-22.jpg

袖をつけます。
袖は肩山が少し盛り上がるデザインです。
肩パットを入れるデザインにできれば一番良かったのですが、ドールサイズで肩パット…。
どうやって表生地に響かず入れればいいのか分からなく、私には無理でした。
肩幅を大きく見せてくれるので、こっちのデザインで。

seisakufuukei-34-23.jpg

身頃の脇、袖、(裾とペンツ部は除く)まで一気に縫い合わせます。
しっかりしつけをすることが、ずれないポイントです。

seisakufuukei-34-24.jpg

縫い合わせたら、縫いしろをアイロンでしっかり割ってから、
一度形を整えます。
seisakufuukei-34-25.jpg

表の身頃にポケットを縫い付けます。残念ながら飾りポケットなので、ポケットの機能はありません。
腰ベルトを挟み込むのを忘れていたので、慌てて腰ベルトを縫い込みました。

seisakufuukei-34-26.jpg

表地と裏地を中表にして襟を挟み込んで縫います。
この時、まだ縫い合わせていない身頃の前部分も一気に縫います。
後ろベンツの部分を残して、一気に裾→右前たて(?)、襟→左前たて(?)裾といった感じです。

seisakufuukei-34-27.jpg

襟をはさんで縫い終わったら、ベンツ部分からひっくり返して形を整えます。
引っくり返す前に、縫いしろをアイロンで割っておくと、ひっくり返したあと、形を整えやすいです。
形を整えて、「裏側から」アイロンで形を整えます。

seisakufuukei-34-28.jpg

後ろベンツの部分を手でまつり縫いして処理します。
飾りレースを縫います。赤い矢印が示す直線部分はミシンで縫います。
白い矢印の部分は、レースの形に合わせて、透明の糸で手縫いです。まつり縫いで縫い付けます。
表生地のみすくって縫い付けるので、神経を使います。

このようなタイプのレースは、左右対称になるように、しっかり調整しておかないと、後で泣く羽目になります。
実はこのレース、襟の後ろにもぐるっと回して縫い付けています。レースの幅、長さ、間隔を考えておかないと残念な結果になってしまうので特に注意です。

seisakufuukei-34-29.jpg

ビーズを縫い付けます。一つずつ手間を惜しまずに縫い付けます。
本当は透明の糸で縫い付けるのがベストなのですが、透明の糸は玉止めをすると固くなるのと、糸が固く、レースにダメージを与えるので、やむなく普通の糸で縫い付けました。

seisakufuukei-34-30.jpg

これでジャケットが完成です。
とにかく時間がかかった作品です。手間もかかったけど、一番の原因は参考のDVD。
ついつい話の展開が気になって、手が止まってDVDを見てしまいます。
使用したレース類が手触りもよく、自分には買えないレベルのお品で、ドキドキしながらも楽しく縫いました。

モデルに着せた、完成写真はまた後日。

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